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# 採用

日本企業の「採用活動」が、ここから「大激変」時代に突入しそうだ…!

人事部の組織が変わり始めた…

「採用活動」をめぐる世界の最先端研究!

日本には「採用活動はルーティンな業務である」とか「素直で真面目な人を採っておけば、あとは入社後の育成でなんとかなる」といったことが、まことしやかに語られた時代がかつてはあった。

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日本企業の企業内人材育成が曲がりなりにも機能していた時代には、曖昧な人材像を設定し、面接官が経験と勘と好みにもとづいて選抜をしていても、なんとかなっていた。いや、より正確に言えば、なんとかなっているように見えていた。

しかしそれは、日本企業の人材育成がうまく機能してきたわけでは決してなく、長期雇用と年功昇進のシステムによって「頑張って仕事を続けていればあの上司のようになれる」という希望と、自己研鑽への動機が社員に提供され、「背中をみて学ぶ」という教育システムが機能しているかのように見えたのだ。

とにかく時代の変化が、このシステムの問題を露呈させた。それは一方で、経験や勘ではなく計画的に科学的にアレンジされた育成への注目を、他方で、それに先行する採用活動への注目を喚起した。

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日本企業のこうした動きと呼応するかのように、この10年ほどの間に、世界の採用研究の蓄積は飛躍的に進んでいる

例えば,世界中の研究を横断歴にレビューしたカルガリー大学のデレク・チャップマンらによると、求職者を惹きつける最も重要な決定要素は、その組織の「仕事や組織の特徴」ではあるのだが、「リクルータの人柄や振る舞い」は、それに次ぐくらいの重要性を持っているというのだ。