感動再び…元日本代表がラグビーW杯「大躍進」の理由をいま明かす

動画「ラガーマントークショー」第3回
真壁 伸弥 プロフィール

日本だからできたオフロードパス

スコットランド戦でも激走を見せた福岡堅樹選手/佐貫直哉/JMPA

ーー後半にはケガ復帰明けの福岡堅樹選手が入りました。やっぱりあそこから流れが変わった印象はありますか。

真壁:ある。すごいよね、ケガから復帰したやつがあんなプレーしたらそりゃ士気上がるよ。彼はいろんな人に見てもらったときに実力発揮するタイプ。本物のスターだと思います。たまに俺以上に早口になることがあるけど(笑)。

この大会は、レメキも含めて両ウイングが素晴らしかった。みんなトライを取ることができるし、なによりモメンタム(勢い)を作るるウイングがいると、チームって強いなってあらためて思った。

ーー次は因縁のスコットランド戦についてお聞きします。

真壁:よく勝ってくれたなって思います。スコットランドはラグビーナレッジが豊富だから、後半にしっかり立て直すんだけども、一方で日本は終始勢いを殺さなかった。

今までのジャパンは50~60分なら戦えてたけれど、後半に負けるパターンが多かったんです。でもしっかり80分組み立てができるチームになっていた。

選手は自分の役割を理解しているし、コーチ陣はリザーブをどう使うかんどカードの切り方が上手かった。正直、ここは勝てるとあんまり思ってなかったから驚きました。

ーー今回話題となったオフロードパスですが、19年メンバーはなぜできるようになったんでしょう。

真壁:めっちゃ練習してましたから。僕も日本代表に18年まで選ばれていて、オフロードパスとかトリッキーなパスを練習してましたけど、正直「なんでこんなことしなきゃいけないんだ」と思っていた。

でもこの大会見てたら、やっぱりすごい大事だったんだなと(笑)。それを信じた選手たちがここまで生き残っている。中村亮土も、以前はあんなパスしたことなかったけど、最近はトップリーグでもキックとかを使ってる。チャレンジしてていいなと思います。

 

ーーオフロードパスって何が難しいんですか。

真壁:仲間を感じることですかね。ちゃんと来てるっていう信頼感も必要だし、信頼があっても、いるってことを感じなきゃいけない。ただ、いまの日本代表はしっかり見ています。ノールックのように見えるけど、仲間がどこにいるかしっかり見ているから確率が高い。これは外国人とは違う。外国人はいるって信じて、本当にノールックで投げている印象です。

ただね、スコットランドやアイルランド戦の話をしていますが、この大会で本当に肝だと思ったのは「ロシア戦」ですよ…。

真壁さんがロシア戦を肝と説明する理由とは? 南アフリカ戦、2023年W杯の日本代表など完全版は動画からお楽しみください。