# トヨタ # 新型コロナ

コロナショックでわかった「日本の弱さ」とこれから本当に起きること

超・効率社会から安心・安全社会へ回帰

コロナショックが日本に突き付けた「本当の問題点」

正直、共産主義中国からの全面的入国禁止が遅れたときには、暗澹たる気持ちになった。感染症対策の基本は隔離であり、中国を早期に隔離しなかった失策は後々まで追及されるだろう。

しかし、このようなハンディ・キャップを背負いながらも日本は他国に比べてかなり善戦しているように思える。政府のマネジメントの力もそれなりにある。

しかし、大部分の成功要因は日本人の衛生観念の高さ、そして一部の不心得者はいるものの「要請」に多くの国民が従う公徳心の高さにあるのではないだろうか?

〔photo〕gettyimages

除菌シートを持ち歩き「つり革の手すりを消毒してからでなければ触らない」というような潔癖症は、人間本来の免疫力を弱めるという話もあるが、このような感染症拡大期には極めて有効な戦略だ。

共産主義中国のような「強権」ではなく、民主主義を維持して外野が騒ぎつつも、少なくとも諸外国よりは良好な結果を維持していることは驚きだ。

 

もちろん、ここで気を緩めろと言っているのではないが、3月26日に公開した「『火星人襲来』パニックと武漢肺炎、人々の漠然とした不安の原因は?」で述べた様に、「一目散に逃げるのではなく、後ろを振り返って状況を確認しても良いのではないか」ということだ。