テレビ朝日『モーニングショー』の玉川さんを見ていつも思うこと

なんでこんなに…?
週刊現代 プロフィール

元厚労省職員で、神戸学院大学教授の中野雅至さんはこう語る。

「私もコメンテーターとしてテレビに出ることはありますが、スタジオでの理想論と、実際に現場で何ができるかには、大きな乖離があるんですよ。

新型コロナが日本に上陸したからと言って、3日やそこらですべての調整を終わらせ、あれもこれも、完璧に実行するというのは無理なのです」

玉川さんのような人がテレビでワアワアと追及するためか、厚労省や各地の保健所などでは、クレームや批判の電話が鳴りやまない状態だという。

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実際の現場では、クレームに対応するのも、医師からの相談や検査申請に対処するのも、同じ職員たちだ。怠慢や陰謀などとは無関係に、現場はすでに、物理的パンク状態だということも、徐々に知られてきている。

「私が厚労省にいた頃も、テレビのコメンテーターの無責任な発言で、官僚はダメ、厚労省はダメ、としばしば批判されました。コメンテーターは危険なことを何一つ自分ではやらないのに、収入は凄く高い。

今回のコロナの件では、年収500万円程度の厚労省の職員たちが、感染のリスクを顧みずに検疫を担当している。『あなたたちに言われたくない』という気持ちは、当然あるでしょう」(前出・中野さん)

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