3月25日 土星の衛星・タイタン発見(1655年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日、3月25日は、オランダの天文学者クリスティアーン・ホイヘンス(Christiaan Huygens, 1629-1695)によって土星の惑星・タイタンが発見された日です。

クリスティアーン・ホイヘンス Photo by Getty Images

タイタンは、土星の衛星の中では最大のもので、直径は5150km。太陽系の衛星の中では木星の衛星・ガニメデに次いで2番目に大きい衛星です。

タイタンは「大気」があることで知られています。この大気は窒素やメタンからできています。太陽系全体を見渡してみても、濃い大気のある衛星はタイタンただ一つです。

 

2005年にホイヘンス探査機がタイタンの大気組成や地表の様子を観察し、メタンやエタンからできた湖や川が存在することが明らかになりました。

タイタン Photo by Getty Images

山がある、風が吹く、なにより液体がある──。これらの点から、タイタンは原始地球によく似た環境であると言われています。

タイタンをより深く観察することで、地球における生命誕生の謎を解明できるのでは。そのような期待が持たれています。

 
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