バフェットの師匠が教える「粉飾決算の見分け方」

ゴキブリが1匹だけのはずがない
大原 浩 プロフィール

ゴキブリがいない企業は必ず復活する

バフェットが、米国の長期的な将来に対して常に明るい見通しを持っていることはよく知られているが、私も日本の将来に対して常に明るい見通しを持っている。

その理由は、2018年10月6日の記事「今後4半世紀の間に日経平均株価は10万円に達することができる」を参照いただきたいが、世界を見回せば日本は米国とともに、経済発展の素晴らしい条件を兼ね備えた国である。

もちろん、短期的な混乱は避けられないが、武漢肺炎騒動でデフレ輸出国である共産主義中国が世界市場から退場してくれれば、長期的に日本経済にとって追い風であることは5月29日の記事「世界経済低迷の最大原因・中国が退場すればデフレが終わる」で解説した。

また、3月15日公開の「マスク&トイレットペーパー騒動の次に待ち受ける金利上昇の大リスク」で述べた様に、いくら黒田日銀が資金供給を行ってもできなかった2%インフレの目標達成が可能になる兆候もある。

いずれにせよ「価格」ではなく「価値」に投資をしている限り市場の動乱に神経質になる必要はない。問題は企業の「価値」を損なうゴキブリの存在である。武漢肺炎ショックのような市場の混乱期に投資家の明暗を分けるのが、「ゴキブリがいるかいないか」ということである。

 

最後に、バフェットの名言で締めくくりたい。「プールの水を抜いてみて、はじめて誰が裸で泳いでいるのかが分かる」である。市場が過熱しているときはプールが水で満たされているが、市場が混乱するとプールの栓が抜かれ、人々の姿が露わになるということである。

関連記事

編集部からのお知らせ!

おすすめの記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/