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# 韓国

新型コロナショック、韓国からの「資金引き上げ」が止まらない…

国債利回りも上昇している

足元、新型コロナウイルスによる世界的な経済・金融市場の混乱によって、投資家が株式や債券など価格変動リスクのある金融資産を投げ売りしている。

その中でも、韓国から激しい勢いで資金が流出している。

アジアの通貨市場では韓国ウォンの下落が突出している。

マレーシアやインドネシアなどの新興国よりも韓国ウォンへの売り圧力は強い。

また、世界的に見て韓国の株価下落率も大きい。

韓国の株価指数KOSPI〔PHOTO〕Gettyimages

いかに投資家が韓国から資金を引き揚げているのがわかる。

投資家が金融資産を投げ売りする背景には、新型肺炎の収束の目途がつかないことがある。

先行きが読めないことが、投資家の恐怖心理を大きく増幅している。

先行きの目途が付かないため、リスクを取れない市場参加者が日に日に増えている。

新型肺炎が世界全体で人の動線を寸断する中、韓国のように輸出入を通して世界経済に深く組み込まれてきた経済には、かなりの影響があることは間違いない。

 

高まる文政権への不信

韓国メディアの論説などを見ていると、これまでにないほど文在寅大統領への批判が高まっているようだ。

一つの要因として、文政権のコロナウイルスの感染対策の遅れがある。