コロナで客が激減のネオン街「自殺者も出かねない」ヤバい状況

一時休業する店も
現代ビジネス編集部 プロフィール

男女の濃厚な接触を伴う風俗店では、事態はより深刻という。「リーマンショックよりも遥かに影響が大きい。下手したら経済的問題で自殺者が出かねない」と危惧するのは、都内でも老舗の色街「吉原」のソープランド店の男性店長だ。

コロナ感染拡大で吉原では、同業者でつくる組合と連携し、普段以上にアルコール消毒を徹底するなど対策を強化している。それでも、人気店でさえ売り上げは3割減少し、なかには一時的に休店に追い込まれる店も出始めているという。

「インフルエンザならばどこでうつったかは追及されない。でもコロナの場合は、感染源まで特定される可能性が高いから、客足も遠のいていく。だってコロナにかかった場所がソープだなんて職場や家族にバレたら困るでしょう。それこそもしマスコミに取り上げられてもしたらと思えば、来ようにも来られない」

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一方で、店側も一店舗ででもコロナが発生すれば、吉原全体の営業が停止されるのではないかと戦々恐々としているという。

現金給付が実現しても…

そもそも、吉原は近年警察当局の取り締まり強化で以前は黙認されてきた深夜帯の営業が厳しく規制されたうえ、ホテルに女性が派遣されるデリバリーヘルスや、メンズエステなどの性産業の多様化で、景気は右肩下がりだ。

「20年来、吉原にいますが今が底ですね。『風が吹けば桶屋が儲かる』じゃないけど、最近はコロナの影響でネットでつなっがた映像で女性の性的な映像を見るチャットレディーが流行っていると聞きました。そりゃ感染の心配は無いでしょうけど、「男女の交わり」に関する考えも変わってきてますよね」

 

コロナウイルスに関する特別措置法の改正案が成立した翌日の3月14日、安倍首相は2度目の会見を開き、コロナで低迷する経済を活性化するため、「一気呵成にこれまでにない発想で、思い切った措置を講じる」と語った。