(2)件名を確認

「請求書」や「見積書」という件名で、本文の中身が空だったり、数行しかなかったりするメールには気を付けてください。家族の誰かが何か頼んだのかしら?と確認しようと、添付ファイルをうっかり開いてはいけません。「緊急」「重要」「大切なお知らせ」「パスワード失効のお知らせ」「ポイント有効期限のご案内」など、思わず慌てるようなメッセージが入っていても、落ち着いて対応しましょう。

最近では、実在する銀行やカード会社、お馴染みの宅配便、誰もが知っている大手ショッピングサイトなどを騙ったり、ロゴを使ったりする偽メールも確認されており、要注意です。

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(3)本文を確認

差出人や件名に不審な点が見当たらなくても、まだまだ安心できません。本文にも注意が必要です。例えば、このような点が気づきのヒントになります。
・文章の「てにをは」や敬語の使い方が不自然
・日本語では通常使われない漢字がある
・「当選のお知らせ」や個人情報を含む内容にも関わらず、複数の宛先に送られている

対策としては、
・事前に正しいウェブサイトのURLをブックマークに登録して、ブックマークからアクセスする
・メール本文に記載されているリンクにマウスカーソルを合わせるとリンク先のURLが表示されるので、見慣れない名称になっていないか確認する

などがありますが、最近は自然な日本語のメールも増え、記載されているリンク先をクリックさせたり、添付ファイルを開かせたりする手口も次々と変わっています。身近な企業を装ったメールは増加傾向で、実際に送られている正式メールを模倣しているケースもあり、ますます見分けることが難しくなってきています。 “何となく違和感”を感じたら兎にも角にも、添付ファイルもURLも開かないことが最善策です。