明治、立教、中央など…史上初の学部別「序列ランキング」を全公開する!

グーグルデータから大調査
西田 浩史 プロフィール

なお、数は多くないが、MARCHで唯一、福岡の西南学院大、愛知の南山大、兵庫の関西学院大とセットで検索されるパターンも見受けられる。特筆すべきは、その数が上智大、東京理科大の数をも上回っていることだ。

もし、今後これらエリアでの広報を強化したら、ブランドの認知が全国に広がり、今の上智大、東京理科大のポジションが立教大になる可能性も秘めているのかもしれない。

【立教大学まとめ】

●経営学部、異文化コミュニケーション学部を軸に、観光学部、文学部の強みを広報
●首都圏以外の国公立との併願者への認知。特にトップ私立大がキリスト教系大学である、福岡市、名古屋市、神戸市、西宮市あたり

英米文学科の強さがダントツの「青学」

次に、青山学院大を見ていこう。一般的には、青山学院大の比較対象になるのは同じキリスト教系の立教大だと思われがちだ。しかし検索を分析した結果、明治大との比較が一番多かった。

分析結果から見ると、その明治大に対する青山学院大の強みは3つ。ひとつは、 “おしゃれ”、 “キャンパスが綺麗”とともに、幼稚園から大学までの一体感などが含まれる。

また、大学以外にも中高、さらに、渋谷や青山の地名とセットで検索されていることが多く、青山学院大の最大の強みとなっている。全国規模でこうした言葉が検索されているのも特筆すべきだろう。

こうした認知は全国的に年々高まっている。ブランド力を上げるには、大学での学びの他にこれらのことまで含めての広報を展開した方が効果がありそうだ。

注目すべきは、関西でも前述の検索が多いことだろう。同地域では関西学院大や甲南大が、おしゃれ、キャンパスが綺麗、幼稚園から大学までの一体感があるという、同様のブランドを持っている。

これらの大学は、いずれも西宮市や神戸市にあり、大阪市の都心にない。そのためか、関西でも青山学院大を特別視したり、憧れる層が一定数出てきたりしているのだろう。

 

3つ目は、学問を複合的に学べるかなどのキーワードが他大学より多いことだ。したがって、青山学院大学のブランド力は、幼稚園から大学までの総合力と、地名、華やかなイメージと幅広い。学部改組などで複合的に学べる学部を新設してもMARCHの中では一番受け入れられやすい”土壌“があるといえる。