……と、他ではあまり言及されていない(と思う)社長のいいところを語ってきたが、話題になりまくりの恋愛におけるスピードシューターぶりも、キモがられるだけでなく、実は一部の女性視聴者にアピールできていると思う。

社長の肉食っぷりはありがたい

なぜなら、昨今、彼のような肉食系は貴重だから。特に、20代や30代の男性は、気になる女性がいても行動に出ない傾向が高まっていると思う。

筆者が実施している電話相談でも、男性の消極性を嘆く女性は多い。「何度も誘われてデートしているものの、全く恋愛の雰囲気にならない」「手も繋いでこない」「何を考えているのか分からない」などなど。

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その背景には、昨今の若者、特に男性の恋愛離れが影響していると思う。女性に対する執着がないのだ。ネットが普及しSNSが発達し、昔に比べて誰もが異性と接するチャンスを得られるようになったことも関係しているだろう。

これは筆者の持論だが、男性の恋愛に対する感覚は10代で決まる。その時期に感じた異性に対する欠乏感は、その後どれだけイケメンになろうが、稼ごうが、女性を口説くスキルを得ようが、変わることはない。

社長も「男子校出身だから、女性と目を見て話せなかった」と自ら告白している。高校時代の欠乏感が、狙った獲物を逃さない、というか逃せない、恋愛にアグレッシブな社長を作り上げたのだろう。

そして、そんな社長がこれまで付き合った相手は年上ばかりだと話したとき、大いに納得した。