新型コロナに悩む企業と就活生を救うか?「オンライン就活」のリアル

あの老舗メーカーも導入した理由
マネー現代編集部 プロフィール

新たなデバイスで就活のコミュニケーションも進化

オンラインでの採用活動に取り組む中で、西島氏自身、相談や問い合わせを受けることが増えたという。

「オンラインでの話し方や、PowerPointのスライドの作り方など、よく聞かれるようになりました。オンラインのニーズが高まっているのを感じますね」

オンラインでは、リアルよりもライブ感がどうしても薄れてしまう。だからこそ、伝え方にはリアル以上に神経をつかう。

「説明資料は、オンライン用とオフライン用を分けていて、作りを変えています。オンラインの場合、スライドの枚数を多くして、画面を頻繁に切り替えながら学生を飽きさせないように工夫しています。内容も極力シンプルにしています」

また、リアルな説明会などではその場の空気感でなんとなくごまかせていたものも、空間を共有できないオンラインではそれが通用しない。画面越しの学生は冷静に見ているのだ。

 

「オンラインでは、こちらが喋っている間、画面の向こうは無音です。だからこそ、ロジックを整えてわかりやすく説明することを意識しています。また、学生の発言に対するリアクションも大きく見せるようにしています

YouTuberがテレビと異なるコミュニケーションを発明したように、新しいツールが登場すると、それに合わせた新しいコミュニケーションが生まれる。オンライン就活は、企業と学生のコミュニケーションをも進化させているようだ。