ミニカーのトミカ「新レトロ玩具」として再びブーム到来か

トミカ50年の歴史

50周年を迎えたトミカ

ミニカーの代名詞にもなっているトミカが、発売から50周年を迎えます。石の上にも3年と言われますが、半世紀にわたって一つのシリーズが続くというのは大変なことです。

大人の方でもお子さんやお孫さんを通して、トミカはよくご存じかと思います。60歳代以上の方はメーカー名もお忘れでしょうが、ミクロペット、ダイヤペットなどのミニカーで遊ばれていたのではないでしょうか。

トミカの誕生は自動車が人々のあこがれであり、人気が高かった50年前の1970年。石原裕次郎主演「栄光への5000キロ」(1966年サファリラリーでの510ブルーバードの優勝を題材にした映画)の公開翌年です。

この映画は日産がスポンサーでしたが、当時は自動車をテーマにした映画が製作されるほど車に対する関心が高く、1969年に晴海で開催された東京モーターショーには、東京国際見本市会場での最多入場者となる約152万人もの来場者がありました。

 

映画になった510ブルーバードSSSは、トミカ最初の6台の中に入っています。

発売当初のトミカはラインナップを増やすため、1車種に対して数色のカラーバリエーションがつくられ、パッケージの絵柄とは異なる色のトミカが発売されていました。パッケージのふたの部分には中の車両の色がわかるマークの付いているものがありました。

『トミカ 究極のコレクション 1970-2020』より

「トミカ」の名前の由来

現在の「株式会社タカラトミー」は、1924年に社長の名字を取った「富山玩具製作所」から始まります。

合併で途中いくつかの名称変更の後、1953年に「山陽工業株式会社」になり、1960年頃(山陽工業時代)「Tomiyama(トミヤーマ)」ブランドで海外展開をして知名度が上がったため、「Tomiyama」を縮小し「トミー」として1963年に「トミー工業株式会社」に変更、その後1989年に「株式会社トミー」に変更しました。