〔PHOTO〕Gettyimages
# 韓国

新型コロナショック、いよいよ韓国の「資金流出」が止まらない…

過去の悪夢が脳裏をよぎる

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ウォン安と株安の二つのショックに苦しむ。新著『ディープインパクト不況』を上梓した、信州大学教授の真壁昭夫氏がその実情について解説する。

ウォン安、株安のWパンチ

韓国の金融市場は、パンデミックに伴う混乱もありすでに非常事態を迎えている。

投資資金の資金流出が止まらないことが主な原因だ。

2月末から3月12日までに韓国ウォンは米ドルに対して約2.3%下落した。

同期間、韓国株価総合指数(KOSPI)は7%超下落した。

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大などを受け、多くの投資家が同国に対するリスクを急速に削減し始めているとみられる。

過去、世界経済が大きく混乱したケースでは、韓国はドルを中心に経済運営に必要な資金を確保することが難しくなった。

 

足許、価値が安定しているといわれる金価格まで下落している。

投資家が価格変動リスクのある資産を手放し、資産を守ろうと必死だ。

韓国はマクロ経済運営の難局を迎えつつあるように見える。

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