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日本株のパニック相場、いまプロが仕込んで儲ける「仙人銘柄」全実名

乱高下相場だからこそ大切なことがある
大川 智宏 プロフィール

まずは「バリュー(割安性)」で比較すると…

まず、今回の新型コロナウイルスの蔓延に伴う下落相場において、「良い立ち回りをした」サンプルとなる模範銘柄を抽出したい。

日本株市場において、本件が原因となって本格的に株式市場が下落し始めたのは2020年2月20日前後からであるため、そこから現在に至るまでに株価リターンの上位銘柄を抽出し、その属性を洗っていけば何か手がかりがつかめるかもしれない。

〔photo〕gettyimages

今回は、上記期間で上場全銘柄について株価リターンを算出し、上位100銘柄のファクターを市場全体(TOPIX)と比較した。

具体的には、当該銘柄について、相場の下落が始まる前の2月20日時点でのバリュー(割安性)、クオリティ(財務・収益性)、市場リスク(感応度、変動性)の3つの観点について、上位銘柄のファクターの中位値÷TOPIXの中位値とし、それぞれのファクターがTOPIXの何倍であったのかを観察する。業績および財務データは12ヵ月先コンセンサス予想を優先し、取得できない銘柄については実績データで代用している(赤字銘柄は除外)。

 

まずはバリュー(割安性)だ。

図:パニック相場パフォーマンス上位銘柄とTOPIXのバリュー比較

拡大画像表示出所:Datastream