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日本株のパニック相場、いまプロが仕込んで儲ける「仙人銘柄」全実名

乱高下相場だからこそ大切なことがある
大川 智宏 プロフィール

「絶対にやってはならないこと」がある

ただ、バリュエーションの観点で見ると、日本株はさすがに値ごろ感が出てきたことは確かだ(米国は依然としてやや割高であるが)。

〔photo〕gettyimages

現在のTOPIXの予想PERは10倍後半で上下している状態にあり、仮にあと5%ほど株価が下落すればリーマンショック後の最低値である10.3倍を更新することになる。

また、このPER10倍前半の水準は、直近10年程度の強い抵抗線として機能していることも心理的な支えになる可能性がある。金融危機の最中ならまだしも、まだ影響が不透明で予想EPSにも織り込めない段階でのこの水準は、数字上は割安と判断せざるをえない。少なくとも、どこかのタイミングで近いうちに一度はリバウンドする局面が来るだろう。

図:TOPIX 予想PERの推移

拡大画像表示出所:Datastream

さて、このような局面で絶対にやってはならないことがある。それは、「底を見極める」ことである。

基本的に、パニック相場はセンチメント需給が市場の方向性を支配する。センチメントはまだしも、売り需給主体の残存体力は誰ひとりとして知りえない。

 

とにかく、余計な色気は出さずに安全な銘柄に資金を退避して、なんとか耐えしのぐことが肝要だ。そんなときに最も頼りになりそうな銘柄について、定量的に探ってみたい。