上海市が新型コロナ治療に実践する「ビタミンC」点滴の実力

これまでに8人の患者が回復
生田 哲 プロフィール

ビタミンCはがんに効くだけでなく、ウイルスによる感染症にも効果的である。ビタミンCがウイルスを殺しているのだが、そのしくみは、活性酸素のひとつヒドロキシラジカルによってウイルスが不活化されるためであることが明らかとなっている。今では、ヒドロキシラジカルが過酸化水素から発生し、ウイルス、細菌、がん細胞を殺すこともわかってきた。

この感染症と戦うために、中国系アメリカ人のリチャード・チェング博士(MD,PhD)は中国に渡った。そして彼はIVC療法を治療に、そして大量経口摂取を予防に使うように指導している。彼は、ビタミンCによって武漢市に住む家族が救われたNさんの話をケーススタディとして報告している※3。 

中国・武漢、最前線で働く医療従事者たち photo by gettyimages

ケーススタディ、ビタミンCが家族を救った

Nさんは、COVID-19の発生源である武漢市に子供たちと住んでいる。彼女は近所に住む、両親、兄弟とその妻たち6人と定期的に交流していた。彼女は以前から栄養について興味を抱いていたが、あることがきっかけとなってビタミンCに劇的な抗ウイルス効果があることを知ったという。そのあることとは? 

彼女の71歳になる母は、いわゆる病気もち。糖尿病と心臓病のために血管にはステントを入れ、逆流性食道炎を含む慢性病もわずらっていた。春節を間近に控えた2020年1月24日のこと、母は38℃とやや発熱ぎみで、セキやクシャミをするなど、カゼの症状を示していた。

Nさんは家族全員にビタミンCを経口摂取するように勧めた。彼女は1日20,000mgのビタミンCを数回に分けて摂取していた。母はあまり気が進まないながらも、娘の摂取量より少なめに飲んでいた(おそらく娘の摂取量の半分)。

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