土下座をする「新天地イエス教会」イ・マンヒ総長

韓国を襲った「新型コロナと新興宗教」のヤバすぎる現実

なぜ彼らは「暴走」したのか…

「本当に申し訳ございません。どうお詫びの言葉を述べればいいのかわかりません」

宗教施設内で新型コロナウイルスの大規模な集団感染のあった、韓国の新興宗教団体「新天地イエス教会」(以下、新天地)のトップであるイ・マンヒ総会長は3月2日に記者会見を開き、その最中に2度、土下座をしてみせた。

しかし、メディアが集中して報道したのは、土下座よりも彼の「腕時計」の存在だった。

彼の腕には「朴槿恵(パク・クネ)」と刻まれた時計がはめられていた。弾劾された朴槿恵政権時に大統領府を訪問した人に進呈される記念品だが、模造品だという話もある。いずれにせよ多くの国民が注目している記者会見にこの腕時計をはめてきたのだ。

朴槿恵時計
 

9割の感染が新興宗教の拠点地で

2月18日、韓国で31番目となった新型コロナウイルスの感染者が陽性診断を受け、行動歴を調べたところ、大邱(テグ)市内にある新天地施設での数百人規模の礼拝に参加していたことがわかった。

後に、礼拝に参加した人々の集団感染がわかり、その後、1日に数百人規模の感染が確認されるようになった。