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「心霊スポットの踏切」のすぐ目の前に住んでいた時のヤバい話

俺が妹を絞め殺そうとしたって?

僕と妹の同居生活

高木です。3月といえば引っ越しシーズンですね。というわけで今回は、昔住んでいたアパートで経験したちょっと不思議な体験です。

私は大学進学と共に上京し、西武新宿線沿いの田無に住んでいました。その2年後、妹が同じ大学に進学したため、引っ越しをして大学により近くのアパートにふたりで住み始めました。

写真はイメージです。実際の建物ではありません(Photo by iStock)

六畳間が二つに広めのダイニング、築年数も浅く、家賃はたしか12万円ほどでした。最寄り駅からは徒歩5分程度の立地にあり、日当たりも上々で、すぐ傍には24時間営業しているスーパーもありました。

建物のすぐ隣に西武新宿線の踏切がありましたが、電車の音や踏切の警報音というものは、住んでみると殆ど気になりません。紹介してくれた不動産屋も親切でしたし、一階には管理人も常駐していました。

今振り返ってみてもなかなか良い住環境だったのではないかと思います。そこで大学3年から2年間一緒に暮らしていました。

私は文学部卒ですが、学部の名称は正確には第二文学部——通称二文といいました。現在は改編されてなくなってしまった学部ですが、一言で言うと夜間学部です。

主な授業時間帯は5〜7限。だいたい夕方の3時過ぎから、終了時刻は夜の9時です。もっと早い時間帯にも授業はありましたが、二文にいて午前中の授業をわざわざ選択する人間など皆無です。事実私もほぼ5〜7限で固めていました。

そうすると生活サイクルとしては、午前中にバイトを入れて終わったら大学に向かい、授業が終わると先に飲んでいる友人達に合流して終電間際に帰る……あるいは、酒を飲まずにそのまま夜勤のバイトに向かう……という生活でした。

一方で妹は昼間学部です。入学して早々にパン屋でアルバイトを始め、仕込みのために始発間もない時間に家を出て、学校が終わるとすぐ帰宅して寝る…というような生活を送っていました。ですので、一緒に暮らしてはいるけれど顔を合わせるのは休みの日くらい、そんなすれ違いの日々でした。

 

とはいえ基本的にはケンカもすることなく、たまにはどちらかの作ったご飯で夕食を共にすることもありましたし、私の友人達の飲み会に誘ったりしたこともありました。

家も概ねきれいに整頓されていて、日用品に不足があれば手の空いている方が買い出しに行く——平和な生活でした。しかし、一年と半分が過ぎた頃に、ちょっとした怪事件に見舞われます。