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“マシマシ”大ブーム「二郎系ラーメン」がコンビニを埋め尽くすワケ

コンビニ、メーカーがこぞって参戦

どこまで本物に寄せられるのか

もちろん、コンビニの二郎系レンジ麺では具材の盛りに限界がありますし、カップラーメンでの二郎系も具材のインパクトが乏しく、前述した二郎系ラーメンの持つ魅力(特にヤサイの食べ応え等)が大幅に欠落してしまうのは事実です。

とりわけ、写真映えする商品が多いわけでもないのですが、二郎系・インスパイア系を彷彿とさせる単語(“マシマシ”など)そのものがパワーワード・トレンドワードになっている現在——。

中には強引に関連付けているような商品が無きにしも非ずではあるものの、とりあえず “マシマシ” などの単語を商品名に使い、 “それっぽい新商品” を出せば必然的に騒がれるような状況なので、そういった背景もあり、一種の社会現象のようにブームが過熱していったのでしょう。

2020年3月現在、コンビニのジェネリック二郎(レンジ麺)には根本的なクオリティの高さ(再現度の高さ)が求められ、常温保存可能なカップラーメンでも “高くていいから本格的なもの” に高い需要が見出せるのではないかと筆者は感じています。

 

コンビニ大手3社のジェネリック二郎は、各社リニューアルを繰り返しながら “第三世代” に突入しました。すでにローソンでは、“第四世代”に当たる新商品『背脂にんにくが決め手!豚醤油ラーメン(にんにく増し)』を3月17日に発売することが決まっています。それぞれ具材は値段相応ではあるものの、茹で中華麺を本物に寄せていくのが今後の課題です。

二郎系のカップラーメンにおいてはコストパフォーマンスの高さを重視するのではなく、300円の壁(高級なカップラーメンは300円がボーダーライン)を無視して開発コストを設定し、思い切って500円以上のレンジ麺に負けない製品を展開していくなど、近年の常識や概念に囚われない商品で次のステップに進むべき時かもしれません。