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# サウナ

サウナブーム狂乱のウラで「古参サウナー」が抱えるモヤモヤ感の正体

これからのサウナの在り方とは

数時間の入館待ちも当たり前

メディアに登場しない日は無いといっても過言では無い程にブームを迎えている「サウナ」。ドラマや漫画をきっかけに“サウナー”と呼ばれるサウナ愛好者になった読者も多いはずだ。

このブームに一番影響を与えたと考えられるのが、昨年放送されたサウナを題材にしたテレビドラマ。続いて、サウナ漫画やサウナの検索サイトの登場。サウナ関連グッズの流行。Tシャツやステッカーなどサウナグッズが人気を博している。

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また、新規のサウナ施設が次々とオープンしているほか、「テントサウナ」と呼ばれるアウトドア型のサウナも普及。アウトドアサウナを使ったサウナの野外イベントが全国で数多く行われている。

フィンランド国交樹立100年をきっかけにしたフィンランドによる積極的なフィンランドサウナの売り込みがあって現在でも続いている。それらが複合的に作用して起きたブームといえるだろう。

 

この流れにあって、一部のサウナはメディアに何度も取り上げられたことにより、「聖地化」されている。サウナに興味のない人からすれば信じられないかもしれないが、人気のサウナ施設は、わざわざ新幹線や飛行機で駆けつける人がいたり、満員で数時間の入館待ちなども当たり前の状況になりつつあるのだ。

しかし、施設に客が増えたのは良いことである一方、そもそもサウナは観光地として作られていない。そのため、徐々に“不協和音”も生まれている。