「好き」ってどういうこと?

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娘のことで、もうひとつ。この頃、娘は「好きな子はいないの?」とまわりから度々聞かれては困っていました。娘はそういう話にトンと興味がないようで、常に「いない」と一刀両断。それが不思議がられるようになると、ブツブツと文句を言っていました。

だいたいさ、好きっていうのがよくわからないんだよ。
それ、どんな気持ち?
私が女の友だちを“好き”なことと、ママと春ちゃんが“好き”合ってるのと同じなの?
ってことは、私も、女の子も好きなのかな?

これぞ“LGBTファミリーに育つ子どもあるある”です。どうも子どもたちは、自らのセクシャリティについて、ノンケ(異性愛者)ではない可能性を自然と考えるようなのです。これは娘に限らず、長男や次男もそうだったようで、「自分がゲイってことはあるかな?」と考えたことがあると言います(3人とも今のところ「どうもノンケのようだ」ということになったようですけどね)。

ノンケの家族では、子どもが同性愛者だったりしたら一大事になるところですが、うちの家庭では「うんうん、それはあり得る。ごくごく自然なこと」となります。麻ちゃんなど「子どもの誰かひとりくらい、同性愛者でもいいのになぁ」と、なんだか残念そうです。

中学時代の娘については、夏休みの自由研究でも外国の同性婚事情について調べてクラスで発表したりして、私をドキドキさせてくれました。あっけらかんとしたオープンさはいいのですが、先生とか、内心では相当ざわめいているぞ!