朝日放送テレビ『探偵!ナイトスクープ』HPより

関西の伝説『探偵!ナイトスクープ』は、なぜ東京で支持されないのか

キーワードは「合理性」

最高視聴率32.2%

全国区の人気を得ている『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系、日曜午後7時58分)と『プレバト!!』(TBS系、木曜午後7時)はともに関西発の番組だ。それぞれ大阪の朝日放送、毎日放送が制作している。関西人のセンスが他地域の視聴者と共有された。

ところが、関西では爆発的人気を得ながら、関東では高い支持が得られず、在京キー局が放送していない番組もある。こう書くだけでピンと来る方が少なくないだろう。『探偵!ナイトスクープ』(金曜午後11時17分)である。

2019年11月より3代目局長に就任した松本人志 photo by gettyimages

視聴者から寄せられた疑問や悩みを、タレント扮する探偵たちが調査・報告する番組。1988年に始まった。探偵を束ねる局長は、初代が芸能界を引退した上岡龍太郎氏(77)、2代目が西田敏行(72)、そして3代目は2019年11月からダウンタウンの松本人志(56)が務めている。

関西での人気がどれくらいかというと、1990年代には視聴率がほぼ常時30%前後を記録していた。最高視聴率は1998年5月1日に記録された32.2%(関西地区、ビデオリサーチ調べ)。驚異的である。

 

放送開始から32年が過ぎ、生活様式が多様化した現在も評判高く、15%以上の視聴率をマーク。松本局長の就任により、20%の大台超えも見えてきた。