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誤情報だらけ!新型コロナ「マヌカハニーも納豆も『効く根拠』はない」

消費者庁も異例の注意喚起を始めた…!
松永 和紀 プロフィール

情報との「正しい向き合い方」

だれもがなるほど、と思うはず。なのに、特定の食品や健康食品等に惹かれてしまうのはなぜなのか?どうして、免疫力というような定義のない言葉に私たちは惑わされてしまうのか? 

医薬基盤・健康・栄養研究所で長年、健康食品問題に取り組み、たびたび紹介したデータベース構築に尽力し、現在は昭和女子大教授の梅垣敬三さんはこう話します。

「健康への影響が懸念される問題が出てくると、それに対応した、冷静な時にはあまり信じない不確かな情報が出てきます。単純化された言葉で説明され、消費者自身で容易に実践できる内容です。

問題なのは、それが特定商品の販売促進に結びつき、消費者に経済的損失だけでなく健康被害まで起こす可能性です。実際にこれまでも、メディア情報により健康被害が起きています」

 

なのに、根拠に欠ける情報を信じてサイフを傷め、ヘルスリスクにつなげてしまう私たち。同研究所は、『科学的根拠に基づく情報」との向き合い方』をウェブサイトで公開しています。5ステップで、情報の科学的根拠を考えます。

「科学的根拠に基づく情報」との向き合い方 (Ver.191101)より
出典:「健康食品」の安全性・有効性情報(HFNET)
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試験管内や細胞で実験した結果、動物実験の結果、特定の少人数の実験結果は、多くの人にも当てはまるか否か不明。ビタミンの効果は明らかだが、それは不足者が摂取した得られたもので、不足していない人には当てはまらない。複数研究で同じ結果が示されて、やっと信用すべき情報になる……。

梅垣さんはあえて言います。「巷の不確かな情報に惑わされないように、できるだけ公的機関が出している情報を参照してほしいと思います」。

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