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発達障害などの学習支援には、スマホ・タブレットが効果的!

ツールを活用し、学べる環境を整える
発達障害の子どもたちは、読み書きや会話、集団行動などが苦手なため、学校や家庭で十分に学べていない場合があります。

こうした子どもたちの苦手なことに対して配慮が求められるようになりましたが、学習の支援として、スマホやタブレットといったテクノロジーツールを活用する動きが出ています。

使うメリットや注意すべき点など、テクノロジーツールによる支援のあらましを見てみたいと思います。

読み書きはできて当たり前!?

これまで、読み書きはできて当たり前、できなければ努力や訓練で克服することが、当然のように求められていました。

 

読み書き以外にも、会話や集団活動が苦手な子もいましたが、同様に努力や訓練で克服するように指導されていました。

苦手なことがあっても、人一倍練習をすれば力は伸びてきます。そして、家族や学校の先生はその姿をみて「成長している」と感じます。しかし、読み書きに苦しみ、十分に学べない子どもは、ほかの子と比べて自分の学習速度が遅いため「がんばってもムダ、努力しても追いつかない」と考えてしまいがちです。

そうした子どもたちにも得意なことはあるのですが、苦手なことでつまづいてしまっているため、本来の力を発揮できないのです。ほかの子と同じようにやろうとしても、なかなかうまくいかず、やる気を失ってしまい、勉強や学校が嫌いになってしまう子も少なくありません。

【写真】本来の力が発揮できないことも
  これまでは、できるまで努力や訓練をさせる、というのが当たり前だった photo by gettyimages

しかし、最近では、発達障害をはじめ子どもの困難の背景を理解し、支援することが広まっています。2016年に施行された「障害者差別解消法」では、障害がある人に〈合理的配慮〉をすることが法的な義務となり、子どもが苦手なことに対して配慮することは大人の務めにもなりました。

こうした世の中の動きにあわせて、学習面の困難を支援するスマホやタブレットなどのテクノロジーツールが徐々に活用されるようになってきました。

【写真】スマホやタブレットの活用が広がってきている
  スマホやタブレットの活用による学習支援が広がってきている photo by gettyimages

発達障害と診断されていなくても、読み書き、計算、考えること、会話などが苦手な子には、こうしたテクノロジーツールが役立ちます。

では、テクノロジーツールの活用は、どのようにはじめたらよいのでしょうか?