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「バーガーキング」があえて王者マックと“真っ向勝負”を避けるワケ

2位だからこその戦略がある
三ツ井 創太郎 プロフィール

バーガーキングは価格帯の幅が広い?

この商品カテゴリー戦略からマクドナルドが食事以外の利用動機に対しても積極的にアプローチをしている事が分かります。

こうした数値を見る限り、皆さんは「メニュー数やカテゴリーはできる限り多い方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、飲食店経営を行う上では必ずしもそうとは言い切れません。

なぜならメニューやカテゴリーの数を増やすという事はそれだけ手間=オペレーション負荷がかかります、また食材管理や厨房機器の導入、開発コスト等も膨らみます。さらにはメニューカテゴリーを増やす事でお店の「専門性」が薄れてしまうというデメリットも考えなければなりません。

次に両店の「ハンバーガーの価格」を見ていきます。

※時間限定、店舗限定、期間限定メニュー等を除く、メニューは両社のホームページより集計

両ブランドの単品ハンバーガーの価格帯を分析すると、マクドナルドは300円価格帯に最も多く商品を展開し(約55%)、バーガーキングは400円価格帯に多く商品を展開(33%)、さらにマクドナルドには無い500円以上の価格帯にも商品を展開しています。

 

マクドナルドの最下限価格はハンバーガー110円、最上限価格はグランクラブハウス490円で価格帯レンジ(最上限価格-最下限価格)は380円です。一方でバーガーキングの最下限価格はハンバーガー200円、最上限価格はダブルワッパーチーズ830円で価格帯レンジは630円となっています。

これを見て分かる事はバーガーキングのほうがマクドナルドよりも価格帯レンジ=価格帯の幅が広いという事です。

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