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プロのライターが早大生の「ES」を読んで気づいた、就活生の勘違い

明日から使えるコツもお教えします

エントリーシートから見えること

就職活動の季節である。

この時期、学生の「エントリーシート」を見る機会がある。

就職希望者が会社に提出する書類だ。

定型の質問があって、「学生時代にがんばったこと」「自己アピール」「志望動機」あたりは、いろんな会社が聞いてくる。

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就職活動は生まれて初めてなので、悩んでいます、という学生が、毎年のように相談にくる。ときどきその「エントリーシート」の文章を読んで、添削をする。

わかりやすい勘違いを指摘する。

べつだん、さほど文章のレベルがアップするわけではないが、少し読みやすくなるような指導である。直したエントリシートで就職が有利になっているかどうかは微妙だが、とりあえず、本人の考えを整理するのには役立っているとはおもう。

学生は、みんな同じ方向に勘違いをしている。

評価してもらおう、自分を売り込もうという気持ちはしっかり出ているのだが、あまり社会・会社の意向と噛み合っていない。

注意する方向はいつも同じである。

ことしも5人みたけれど、5人にそれぞれ同じアドバイスをした。5回同じ話をした。

 

なかなか不思議な風景である。

とりあえず、学生はそろってどういう方向に勘違いしているのか。そのあたりを見ていってみる。