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地面師事件の衝撃、三菱UFJに送られた「マネロン書簡」を入手した!

多数かつ多額の小切手が、なぜ…?

マネロン、テロ資金…三菱UFJに届いた「書簡」の中身

地面師事件に揺れる不動産大手の積水ハウスをめぐって、またぞろ新たな騒ぎが起きている。

きっかけは今年2月、前会長で2年前に「クーデター」で失脚した和田勇氏が積水ハウスに「株主提案」をして、現経営陣に「NO」を突き付けたことにある。

積水ハウス現会長の阿部氏〔photo〕gettyimages

和田氏の「株主提案」は現在会長の阿部俊則氏をはじめ、全取締役の総入れ替えを求めるという衝撃的な内容。4月23日に予定されている株主総会に向けて壮絶バトルに発展している。

それだけではない。

ここへきて、今回の騒動がメガバンクの一角を占める三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、三菱UFJ)に「飛び火」する事態が勃発して、金融業界まで巻き込む一大騒動に発展している。というのも、今回、和田氏の株主提案を支援しているアメリカと日本の弁護士から三菱UFJに対して、〈マネー・ローンダリング及びテロリスト資金供与に関する速やかな調査〉を求める「書簡」が送られているのだ。

テロ資金根絶に向けて、特にアメリカではマネロンに対する根強い警戒心があることは周知の通り。そんなアメリカに現地法人を持つ三菱UFJはまさに米当局の厳しい視線にさらされているだけに、穏やかならぬ事態といえる。

 

今回、筆者は三菱UFJに送付されたこの書簡を入手した。

本稿ではその中身を紹介していこう。