仕事は農業。「あくびの法則」が私を支える

働きだすと成果が求められます。給料は成果に対する報酬なので、成果を出すための目標が設定されます(座っていれば給料がもらえるという仕事もアルバイトならあるかもしれませんが)。目標が与えられると、まるでよーいドンで走り出した競走馬のような気持になるに違いありません。同期の中にはラッキーパンチで大型受注する人、先輩から可愛がられて仕事を手取り足取り教えてもらえる人も。そんなうまくやっているアイツと比べて自分は……と落ち込むこともあるでしょう。でも焦らなくて大丈夫。仕事で大切なのは、「成果の継続性と再現性」なのです。事業を成長させるために、成果は一度出せばOKというものではなく、着実に積み重ねていくことが求められます。

同僚が先輩と親しく話しているのを見るだけで焦ってしまうことも… Photo by iStock

一番大切なことは「考えた上で」種をまき続けることだと思っています。考えて行動したことは、結果としてうまくいかなくても改善して次の結果につながっていきます。ここで言う「種」というのはひたすら営業のテレアポをしまくる、というようなことだけではなく(最初の頃は考えても知らないことばかりなので、量が質を凌駕する、というのは本当です。とりあえず行動することから課題が見えてきます)。学び続けることや、いろいろな人に会いに行くのも種まきです。オフィスではメールがぽんぽん行きかい、あたかもすぐ成果につながるような錯覚を覚えますが、どんな仕事も農業と一緒で、種をまいてから芽が出るまでは時間がかかるのです。芽がでて稲穂が実るまではもっと時間がかかります。

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「焦らず腐らずビビらず」。同期と比べてなかなか成果がだせずに落ち込んでいた私に上司が教えてくれた、この「あくびの法則」が今も私を支えています。