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片思いの相手が、急にキモく感じる「カエル化現象」に悩む女子たち

マンガ「カエルになった王子様」を公開

好きな人が突然カエルに見えて…

「蛙(カエル)化現象」という言葉をご存知だろうか。

「片思いの時は本当に好きだったはずなのに、振り向いてくれた途端に、相手を気持ち悪く感じてしまう」――恋愛における、不可思議な悩みのこと指す。

『カエルになった王子様』

SNSなどでは「わかる!」「経験したことがある」と、女性からの共感の声が数多く投稿されている。特に10代の女子学生からすれば、恋愛ではよくある現象、一般的な感覚であるというのだ。

この言葉の生みの親は、跡見学園女子大(当時)の藤澤伸介教授とされている。2004年に発表した「女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象」という論文において、学生たちにアンケートをとったところ、なんと交際経験がある女性のおよそ7割が「蛙化現象を経験したことがある」と答えたという。

言葉の由来は、グリム童話の『かえるの王さま』という物語だ。

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森の泉に金の鞠を落としてしまったお姫さまが困っていると、目の前に蛙が現れる。「ベッドで一夜を共にすること」を条件に、鞠を取り戻すのだが、お姫様は途端に蛙を置いて逃げ出してしまう。

翌日、城を訪れた蛙は、約束をちゃんと守るようお姫さまに迫る。お姫さまは仕方なく蛙を受け入れるも、ベッドで一緒に寝ることはさすがに許せず拒否してしまう。なおも迫る蛙に腹を立てたお姫さまは、蛙を壁に叩きつけようとする。すると魔法が解け、蛙は美しい王子さまの姿にーー。やがて2人は恋に落ち、結婚したのだった。めでたし、めでたし。

 

だが、現実世界はそううまくはいかないもの。それどころが真逆の現象が起こる。

「片思いをしている時は本当にその人のことが好きなのに、いざその人が自分のことを好きだとわかると、なぜか相手のことがイヤになってしまう」。そんな「かえるの王さま」とは反対の感情を、あえて「蛙化現象」と名付けたのだ。