ところで、筆者の子どもが通っている学童では、紙の教材を持ち込んで勉強することはできるが、オンライン教材には理解がなく持ち込み禁止になっている。学校でも、オンライン授業ができているところはほとんどないのではないだろうか。企業では一部でテレワーク化が進んでいるが、学校もこれを機にオンライン化、IT化を一気に進めるべきではないだろうか。

2. いつもの習い事に行くとき

筆者の子どもが通っているスイミングスクールは先週から休止されているが、高齢者が多く属する大人のスイミングスクールは継続している。筆者の周囲からも、子どもの習い事が休みになっているのに、シルバーサークルが継続されていることに対する疑問の声が上がっている。

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スイミングなどの密閉された空間は、感染のリスクがあるのは高齢者も同じだ。子どもたちの行動範囲や接する人の範囲は、友人や親、習い事など限定されているが、高齢者に関しては必ずしもそうではなく、中には交友範囲も行動範囲も広い人がおり、大人の行動範囲を周囲の人がコントロールすることは困難だ。実際、横浜市で新型コロナウイルスに感染した70代の男性が発熱後もスポーツジムを数回にわたり使用し、スナックにも出かけていたことが報じられている。また、旅行者にも高齢者は多い。

子どもの行動だけを制限しても、大人がある程度自由に動き回っているのであれば、政策の効果は限定的かもしれない。また、専門家会議は感染のリスクがある場所として、屋形船、スポーツジム、ライブハウス、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなどを挙げたが、その多くは大人が主に関与する場所だ。この時期は、密閉された空間で長時間大勢と接するような習い事やイベントは控えた方がいいだろう。