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# 離婚

年収500万円の「働く妻」が、夫とわが子と「別れる」と決めたワケ

3組に1組が別れる大離婚時代

息子が妻を突き飛ばして…

私は行政書士をしながら男女問題研究家として活動しており、これまで何千件という離婚などの男女トラブルの相談を受けてきます。

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現在は3組に1組が別れる大離婚時代。とはいえ、いざ離婚をすると決意をしてもそう簡単にはいきません。実際に離婚するまでには夫婦間でさまざまないざこざが生じて、その間にいざこざに発展することも少なくありません。

今回の相談者・悠馬さんもそんな妻との離婚の悩みに頭を抱えている一人。妻に離婚を切り出したまではよかったのですが、親権問題について話し合うと頭を抱える事態に直面したのです。

<家族構成と登場人物、属性(すべて仮名)>
大塚悠馬(46歳)会社員(年収500万円)☆相談者
大塚朱里(44歳)会社員(年収500万円)
大塚隼馬(15歳)中学生

悠馬さんからすれば、「自分のほうが子どもと良好な関係を維持してきた」という自負があるといいます。実際、悠馬さんは今まで自分が子育ての多くを担ってきました。

一例を挙げると息子さんはもともと身体が弱く、2ヵ月に1回程度のペースで体調を崩すのですが、そのたびに学校の担任や部活の顧問へ遅刻や早退、欠席の連絡をしなければなりませんでした。そして自宅の部屋で看病したり、薬を飲ませたり、病院に付き添ったり……。息子さんの体調が回復するまで傍らで世話をする必要がありますが、基本的には悠馬さんが1人で行ってきたというのです。

 

そもそも悠馬さんは息子さんのことを信用しており、息子さんが「熱がある」「頭が痛い」「起き上がれない」と言えば、その言葉を疑ったりしません。

しかし、そういうときに妻は「そんなにしょっちゅう休むのは仮病なんじゃないの?」などと言い、体温計を無理やり、息子さんのわきの下に挟もうとしたところ、息子さんが妻を突き飛ばすこともあったそうです。