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コロナ自粛がヤクザを直撃…? 現役組員が語る「リアル」と「対策」

カタギよりも慎重な予防策
隼二郎 プロフィール

ヤクザの「コロナ感染予防策」

現役ヤクザはいったいどんな感染予防策を取っているのだろうか。取材を進めると、多種多様なヤクザの素顔が見えてきた。

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二次団体組員は言う。

「客人を出迎える時のマスク、消毒液は必須。少し前までは、来る直前までマスクをして、実際に来たらマスクを取って出迎えていたけど、2月中旬くらいに上から『もうマスクを外さなくていい』とお達しがあった」

かつては「無礼」と思われたマスク着用の出迎えも今は許される。それほどの緊急事態と言っていいかもしれない。

三次団体幹部は「デマの流布」について語る。

「新型コロナについては当初まったく情報がなかったから、真偽不明な情報が飛び交っていたのは事実。グループLINEに来たのは、深圳病院に勤務中の日本人医師から届いたという触れこみつきのメッセージで、とにかくニンニクとしょうががウイルスに効くっていうんで、若者に料理をつくってもらったりした。オレの知り合いは『グツグツに煮えたぎった日本茶でうがいをすると体内のウイルスを殺せる』って言葉を真に受けていたよ。

 

知り合いの組織では、中国語ができる若者を使って、中国の現地サイトから情報を拾わせているよ。ウイルスが何度で死ぬか、ペットに感染するかとか、それこそテレビよりも早く情報を仕入れているって話だ」