まだまだ鍋がおすすめ!

つまるところ、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・乳酸菌の免疫に対する作用はそれぞれ違うのです。たんぱく質は酵素自体を作ります。ミネラルやビタミンは抗酸化作用で免疫系全体の能力低下を防ぎ、同時に免疫細胞に作用して細菌を攻撃する成分を作ります。乳酸菌は貪食細胞を働かせ細菌を破壊してくれます。

これらの作用を考えると乳酸菌・ミネラル・ビタミンを同時に摂ることにより、より効果的な免疫力の向上が期待できると考えられます。

3月といえどもまだまだ寒い日があるので、やはり鍋がイチオシです。アブラナ科の野菜である白菜や大根、ブロッコリー、菜の花や、緑黄色野菜の人参・かぼちゃなどに、亜鉛の豊富な牡蠣を入れてレモン醤油で食べるのがおすすめ。最後のしめは玄米ご飯の卵雑炊にすればたんぱく質も摂取できます。ヨーグルトは毎日摂っていただきたいので、習慣化しやすい朝ご飯の時に合わせましょう。

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体温が下がると免疫力が落ちるので冷たいものの摂取は控えたほうがよいですね。体を冷やす夏野菜やトロピカルフルーツもこの時期はNG。血行促進するネギやニラ、生姜をたっぷり入れたお味噌汁などが朝ご飯にばっちりです。

そして、免疫力の大敵はストレス。ストレスと免疫の関係については多くの研究発表があり、両者の密接な関係が認められています。病は気からといわれるくらい、気持ちが落ち込んだ状態が続くと風邪をひきやすくなります。気持ちが落ち込むことにより神経系の細胞から免疫系の働きを抑える物質が放出されるからです。

新型コロナウイルスで神経質になり過ぎてストレスを抱えてしまうと、余計に免疫力を低下させてしまいます。まずは日々の食事を楽しみ、正しい食生活で免疫力を維持して、この3月を乗り切りたいものです。