1万人の子どもがLGBT家族で育つ…フィンランドに学ぶ「多様性」

急増する「レインボーファミリー」とは
岩竹 美加子 プロフィール

約2000の同性婚カップル

2017年3月に同性婚が可能になって、パートナー登録をしていたカップルは、その関係を結婚に変えることができるようになった。変えなくてもよいので、現在もパートナー登録を続けているカップルはいる。

2016年は、約6000人がパートナー登録をしていたが、2017年には、約2500人が婚姻関係に変更。変更した人のうち63%は女性である。

年齢的には、パートナー登録を同性婚に変更した女性は、同じことをした男性より若い。2017年に、パートナー登録を結婚に変えた女性の半数は40歳以下、男性の半数は50歳以上だった。

同性間の結婚でも、女性カップルの方が男性カップルより多い。

初年の2017年に、同性婚をしたカップルは554。内訳は、女性カップル373、男性カップル181である。

続いて2018年の同性婚は、387件。女性カップルが242、男性カップルは145だった。
ちなみに、異性間の結婚は毎年、約29000件である。

2018年の終わりには、1980の同性婚カップルがいた 。その内、66%は女性カップルである。

女性カップルの3分の1は30〜30歳、4分の1は40〜49歳、5分の1が50〜59歳。女性カップルは、男性カップルより若い傾向がある。

 

パートナー登録と同性婚の合計数の推移では、2002年以降、毎年、約180ずつ増加している。

全国的に、レインボーファミリーとその地域全体の家族との割合は、ほぼ均一だという。特に、都市部でレインボーファミリーが多いというわけではないようだ。

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