1万人の子どもがLGBT家族で育つ…フィンランドに学ぶ「多様性」

急増する「レインボーファミリー」とは
岩竹 美加子 プロフィール

パートナー登録制度

レインボーファミリーが公式に可能になったのは、2002年に発効したパートナー登録制度による。この制度によって、財産や相続などに関しても異性の法律婚カップルと同等の権利を得た。

同年、約450のカップルがパートナー登録。2017年3月に同性婚が可能になったことに伴って、新たなパートナー登録ができなくなるまで、1年間で最大の登録数を記録した。その後、2016年まで毎年増え続け、年平均では約280のパートナー登録があった。

〔PHOTO〕iStock
 

2002年から2017年2月末までの間に、パートナー登録した同性カップル数は4216。ちなみに、フィンランドの人口は約550万人、日本の約20分の1である。

パートナー登録は、初年だけ男性カップルの方が多かったが、それ以外は女性カップルの方が多い。2002年は女性カップルが46%、その後2007年までに55%に増加、その後10年間の平均は65%である。

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