Rule of Thirds:Eric Medsker
# 飲食店

「日本一の焼き鳥」NY上陸…!和食がニューヨーカーに愛される理由

キーワードは「非日本人による和食店」

寿司、ラーメンの次は「焼き鳥」?

今年1月、“日本一予約が取れない”がキャッチコピー化している、東京・目黒の人気焼き鳥店「鳥しき」がニューヨークに進出(店名はTorien)。日本のYAKITORIが、寿司やラーメンに続く次の和食トレンドになるのではと噂されている。

世界の味が集結する食のメトロポリス、ニューヨーク。この街に暮らすニューヨーカーにとって、和食は今やイタリア料理、地中海料理などに並ぶ食の選択肢のひとつだ。

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僕がニューヨークに来た1980年代末は、和食といえば主に日本人が行く店。駐在員御用達の日本料理店、または学生やアーティスト向けの安い居酒屋の二択でしたね

そう話すのは、1990年からニューヨークのフランス料理店でシェフを務め、和食店「Matsuri」などを開店、現在はコンサルタント業を手がける小野正(おの・ただし)氏。

 

すでに80年代から、カリフォルニアロールなどの巻寿司を中心にした寿司ブームはあったものの、ニューヨーカーをぐっと和食に引き寄せたのは、1994年にオープンした松久信幸氏による「Nobu」の影響が大きいと話す。

少し甘めの銀ダラの西京焼き、はまちの刺身とハラペーニョの組み合わせなど、アメリカ人の味覚を意識した、新感覚の和食で支持を得た。