ホテリエは一流のロボット!?「アリババ運営ホテル」に潜入してみた

新技術を骨の髄まで味わえてしまう!
Digital Shift Times プロフィール

カメラの前に立つと、カメラの周囲が光って反応、鍵が空いた音がした。ここも顔認証で、ルームキーは必要ないのだ。

 

これなら、ホテルでありがちなルームキーを室内に忘れて部屋から締め出される……といった事象も起こらないし、複数人で宿泊した際、誰がルームキーを持つかで揉めることもない。ホテル内のどこへ行くにも、自分の身一つあれば認証してもらえるのはかなり楽だと感じた。

アリババの魔人、現る

部屋に足を踏み入れた率直な印象は、「きれい!!!」。白で統一された室内は広い窓から差し込む光で明るく、清潔感がある。嬉しくて一旦ベッドに飛び込みたくなるが、この部屋にも仕掛けがあるという。今回のツアーを運営している株式会社デジタルシフトアカデミー代表取締役社長の吉田さん(株式会社オプトホールディング グループ執行役員)と株式会社オプトホールディングの中国出身の李さんに何ができるのか聞いてみた。

「テレビやカーテン、照明などの室内設備はすべてIoT接続されていて、アリババが提供するAIスピーカーで管理されています」と李さん。アリババのスマートスピーカーがこれ。

その名も「Tmall Genie(天猫精灵)」だ。名前を読んでから中国語で指示をすると、カーテンの開閉、テレビや照明のON/OFFなどを自動でやってくれる。「ロマンチックな雰囲気にして」などと曖昧なお願いをしても、良い感じに照明を落としたり音楽をかけたりしてくれる繊細さを持ち合わせているという。アラジンと魔法のランプの魔人「Genie」を連想した。アリババの魔人、すごい。ちなみに私も、中国語でカーテンを開閉できるようになった。

ロボットがルームサービス!?

さらに部屋では、アプリを使ってルームサービスを頼むことができる。

李さんがフルーツの盛り合わせを注文すると、アプリに受け取り番号が通知された。到着までしばらく待つと、やがて部屋のインターフォンが鳴った。ドアを開ける李さん。

するとそこには、人間ではなくロボットが立っていた。