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コロナ感染、日本人が見落としがちな「手洗い」の意外な落とし穴

じつは洗い残し、洗い漏れが多いんです
村上 和巳 プロフィール

そればかりか「咳、発熱、呼吸困難などの症状がない健康な人で予防効果があるとのエビデンスはなく、マスクを着用する必要はない」との動画も配信しており、さらには過度な使用は供給不足を加速させると警告している。

また、厚生労働省が推奨している予防策は、手洗いと手指のアルコール消毒(同省HP、新型コロナウイルスに関するQ&A)であり、マスクではない。

手洗いの「意外な落とし穴」

ところで手洗いと言えば、今回の騒動が起こる前ならば、多くの人はトイレ後に指先を濡らす程度か、せいぜい石けんを付けた手の平のみをこする程度だったのではないだろうか。だが、それでは感染症予防対策としては不十分だ。

今回、厚生労働省や各自治体では手洗い方法を解説するパンフレットや動画を公表している。ここで紹介されている手洗いは、一般的に医療従事者が感染予防対策などで行っているもので、手の平にとどまらず、手の甲、指の間、爪の先、人差し指と親指の間、親指、手首まで入念に洗う。

手洗い解説(厚生労働省HPより)
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今回の新型コロナウイルス感染の広がりで、既にこのパンフレットや動画を見て、実践している人もいるだろう。それは極めて喜ばしいことだが、実はこうしたパンフレットや動画は大まかだったり、描写や撮影角度などの問題もあり、見よう見まねの手洗いには落とし穴がある。

有体に言えば十分な手洗いができていないことがある。

 

今回は現代ビジネス担当編集者に見よう見まねでこの手洗いをしてもらい、実際の落とし穴とその改善策を解説する。