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コロナ感染、日本人が見落としがちな「手洗い」の意外な落とし穴

じつは洗い残し、洗い漏れが多いんです

WHOが推奨する「5つの予防策」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が徐々に日本国内でも蔓延し始めている。

〔photo〕gettyimages

3月8日午後12:00現在、国内で確認されている感染者(検査による陽性、ダイヤモンドプリンセス号は除く)は454人、うち症状がある人は408人、死者は6人。

現在判明している新型コロナウイルスの感染経路は咳やくしゃみなどで飛び散ったウイルスを含む唾など(飛沫)を吸い込む「飛沫感染」、感染者から発生したウイルスが付着したものを手で触り、その手で口や鼻を触るなどをして体内にウイルスが入り込んで感染する「接触感染」の2つ。

急激な感染者の増加により、一部では感染者から飛び散った飛沫から水分が抜けた状態でウイルスが長時間空気中を漂い、それを吸い込むことで感染が起こる「空気感染」を危惧する向きもあるが、今のところその証拠はなく、大方の専門家も限定的だ。

一方、ここ最近の報告からは感染者の便からもウイルスが検出され、トイレでの排泄後の手洗いが不十分だったりすることにより、ウイルスが付着している手で鼻や口周辺を触った時に起きる「糞口感染」の可能性も濃厚になりつつある。

 

最近は開店間際のドラッグストア前でマスクを求める人の行列を目にするのは日常の光景になりつつあるが、医学的な研究からもマスクの感染症予防効果は否定的で、むしろ接触感染や糞口感染を防ぐために手洗いを十分に行うことの方が重要と考えられている。

実際、世界保健機関(WHO)が推奨している5つの予防策も、手洗いが第一でマスクは言及されてすらいない。