食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、モデルの高山都さんが差し入れに持っていくという「いなり寿司」をご紹介します。見た目から華やかでこれからの季節にピッタリです

見た目も味も地味な印象が覆る
令和のニューいなり寿司

「季節の食材を使ったデリがとても美味しく、日替わりのお弁当はネーミングもユニーク。しかも、食べ応えも栄養バランスも素晴らしいんです」

高山さんがイチオシするのは、2019年11月23日に中目黒でオープンしたデリ&ケータリングの店「YUKIYAMESHI」。

料理家の寺井幸也さん。

料理家の寺井幸也さんが、2015年にスタートしたケータリング「幸也飯」。これが、雑誌やCMの撮影現場で評判を呼び、それからは企業やイベントでのケータリングまで規模が拡大。さらにはインスタでも注目され、レシピ本も出版。今、注目の料理家なのです。

お店は、寺井さんがプロデュース。朝はおいなりや予約専用のおにぎり。昼以降はお弁当やデリ、ケータリングに最適なオードブル「大箱」を用意しています。

野菜の卸業者との強固なパイプラインから、上質な旬野菜をたっぷり使ってもリーズナブルな価格を実現。ショーケースに並んだお弁当やデリを選ぶところからワクワクします。

1日30食限定! 幸也わっぱ飯 ¥1200

例えば、人気どころでは「1日30食限定! 幸也わっぱ飯」。雑穀ごはんの上に、唐揚げと焼き魚、野菜がバランスよく盛り付けられていて、これまでのイメージが変わります。

実は高山さん、寺井さんと仲良しだそうで。だからレコメンドしているというわけではございません。そのひとつひとつのお料理に魅せられているファンのひとりでもあるのです。特にオススメというのが……。

選べる3種のデリと稲荷3種弁当 ¥1200。単品は¥200~

「何と言ってもおいなりさん! YUKIYAMESHIのいなり寿司は、カラフルで見た目も華やか、地味ないなり寿司の概念が覆ります。ひと口サイズで食べやすいので、小腹満たしにも最適です」

常識にとらわれない発想を追求して作られる寺井さんのお料理。先程のわっぱ飯もそうですが、いなり寿司ではその発想がより顕著に現れています。

ご飯は雑穀ごはんの酢飯。お揚げさんの中に7分目まで入れて具材をのせていくのですが、それがまた個性的。黒納豆と柴漬けだったり、キーマカレーだったり。いなり寿司とは名ばかりに、それぞれが一品として成立するくらい独立されたお料理になっています。

「箱に入った様子も美しいので、私は差し入れに使っています。これからの季節、テイクアウトして、目黒川沿いをお花見しながら食べるのもオススメです」

寺井さんのお名前「幸也」の「幸」は、本人に幸せになってほしいという願いと、そしてまわりのすべての人への幸せも願って付けられたそう。ここまで見た目が華やかだと、見て幸せ、美味しくてヘルシーで食べてもまた幸せ。

自分用に食べても、お土産で差し上げたときは相手も幸せな気持ちになる。YUKIYAMESHIから、いなり寿司から、そんな幸せの輪が広がりそうです。

YUKIYAMESHI
東京都目黒区青葉台1-18-7
☎03-5422-3518
営業時間:7:00~19:30
※ケータリングの予約状況により店舗の開店時間が変更となる場合があります。詳しくは店舗へお問い合わせください。
定休日:水
https://yukiyameshi.jp

PROFILE

高山都 Miyako Takayama
1982年生まれ。モデル、女優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン。「#みやれゴハン」として料理やうつわなどを紹介するインスタグラムが人気。趣味のマラソンでは、横浜マラソン2016を3時間41分で完走している。著書に『高山都の美 食 姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ』と第2弾となる『高山都の美 食 姿2「日々のコツコツ」続いてます。』がある。

Illustration:YUGO. Composition:Seiki Ebisu