パンブームはなぜ長く続いているのか

パンブームが続いている。

始まったのは『Hanako』(マガジンハウス)が2009年11月12日号で、「東京パン案内」を特集したあたりからで、2011年10月から東京・三宿で世田谷パン祭り、2013年秋に東京・表参道で週末開催される青山ファーマーズマーケット内で、青山パン祭りが開かれるようになって加速した。

総務庁家計調査で、一世帯当たりの消費金額でパンがコメを抜いたのは2011年で、その後もパン消費金額が多い傾向は続く。いったいなぜ、こんなに長く一つのブームが続いているのだろうか。

〔PHOTO〕iStock

原因の一つは、高品質のパンを作る新しい店が増えたこと。おいしいパンが多いから流行る。考えてみれば当然だ。

日本に住む欧米人たちも「日本のパンはおいしい」と言う人がたくさんいるし、アジアでは日本の技術を学んだ人たちが、日本スタイルの菓子パン・総菜パンを売っている。