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新型コロナで大激変、いよいよ日本から「モーレツ社員」が消える…!

「新型コロナ後」の世界は大きく変わる
藤野 英人 プロフィール

「新型コロナ後」の世界

一方で、新型コロナウイルスの問題は、治療法の確立や免疫を持つ人の増加などによっていずれ必ず収束します。

そこで今回考えたいのは「新型コロナ後」の世界についてです。私は、新型コロナウイルスという困難な課題を乗り越えることによって、社会が大きく変化する可能性があると考えています。

〔photo〕gettyimages

まず考えられるのは、「無理をしない」のが当たり前になるだろうということです。

国内で新型コロナウイルス感染者が見つかり始めたとき、発熱したり風邪の症状があったりしたのにもかかわらず、感染者が出勤したり出張したりしていたケースが多く見られました。

これは、日本では「多少具合が悪いくらいで会社を休むべきではない」という考え方が主流であり、熱があっても解熱剤を服用して仕事をするような姿勢が当たり前のものとされてきたからでしょう。

言葉を選ばずにいえば、日本には「不調でもなんでも、とにかく出社するのが偉い」という社畜文化があったわけです。

 

しかし今回の新型コロナウイルス問題により、「ウイルスに感染した人が動き回れば感染者を増やす」という当たり前のことが強く意識されるようになりました。

体調不良の人が動き回るのは人に迷惑をかけることになりますし、なにより本人のためにも、無理をせず休んで回復に務めるのは当たり前のことでしょう。