ガンバ大阪・遠藤保仁、40歳でも「先発出場」を続けられる理由

変わらないスタンスがある
二宮 寿朗 プロフィール

譲れない先発へのこだわり

その意味で昨シーズンはひとつの「危機」だったと言えるのかもしれない。

試合に出ないことがニュースになる人。2017年4月30日のF・マリノス戦ではベンチ入りしながらも出番がなかったことが「19年ぶり」だとニュースに取り上げられている。

それほどの絶対的な存在が、2019年5月18日のホーム、セレッソ大阪戦から控えに回ることが増えていく。「ベンチにいるヤット」は普通の光景になってしまった。

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長年にわたって先発で出てきたベテランがあまり使われないようになってしまうと、ガタッとパフォーマンスが落ちてしまうケースもある。モチベーションはあっても、不規則な出場機会が続くことで少なからずともコンディション調整に影響が出てくる。

ボランチを主戦場とする遠藤は元々「先発完投型」。途中から出て流れを変える、または落ち着かせる役割よりも、彼はやはり先発に返り咲くことにこだわった。

 

練習のなかで自分の力を証明していけば、きっとチャンスはめぐってくる。しかしケガをして練習から抜けてしまっては意味がない。昨シーズン、全体練習から離れたのは打撲で外れた1度だけだったという。

元々、小さいケガがあっても意に介さないタイプであり、離脱すること自体が極端に少ない。ケガに強いと言える一方で〝予防〟にも長けている。

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