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仕事で失敗が許されない時代に「本を読む」のが大正解なワケ

読書で「人生の素振り」をしよう
角田 陽一郎 プロフィール

トライ&エラーで人は成長する

そもそも、時間や機会には限りがあります。本人だけに責任があると言えない場合もあるでしょう。

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どんなに「失敗したくないし、うまくやれる自分でいたい」「努力やガマンする姿をさらけ出したくない」などと願っても、現実ではうまくいくことのほうが少ないと思います。

入社前に想像していたよりも、つらく、時間がかかりますし、つまらなかったり、面倒だったりします。

以下の「本を読まない5つの理由」は、社会で生きていくために必要なことのすべてでもあるのです。

・つらい=成果を求められる。

・時間がかかる=何度もプレゼン資料をつくったり、何度も上司にかけ合ったり、何度も自分や商品、企画を売り込む。

・つまらない=自分では「ムダ」「ためにならない」と思うことを聞いたり、動いたりする必要がある。

・知らない=価値観の違う人、文化の違う人と仕事をする。

・面倒くさい=根回し、忖度、腹を割って話すことをバランスよくやっていく。

拙著『13の未来地図 フレームなき時代の羅針盤』(ぴあ)の中で、僕は「若者から失敗体験を奪ってはいけない」「たくさんのトライアンドエラーを経験しないと人は成長できない」と書きました。

 

その意見は今も変えていませんが、今現在ですら、ますます仕事に効率化や高速化が求められています。

これからの時代はなおさら、ゆっくりトレーニングをさせてもらえる場所は減り続けていくでしょう。

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