2月29日 東京スカイツリーが完成(2012年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

今日は閏日。4年に1度しかない2月29日です。

ある意味「レア」なこの日に完成した有名な建物があります。

それが、東京都墨田区にある東京スカイツリー。634mの高さを持つタワーのスケールには、私たち火星人も驚かずにはいられません。

東京スカイツリー Photo by iStock

東京スカイツリーが「世界一高い電波塔」であることはみなさんご存知だと思いますが、実は科学的にとても興味深い現象が起きる場所でもあるのです。

その現象とは「落雷」。東京スカイツリーは、その高さがゆえに世界でも有数の「落雷が多い場所」でもあるのです。

 

東京都内では、1平方kmあたり平均して年2回程度しか落雷がないのですが、東京スカイツリーには年に十数回も雷が落ちてきます。

普通の場所より格段に雷が落ちやすいとのことで、東京大学と東部タワースカイツリー株式会社、そして電力中央研究所が2012年から共同で雷の観測を続けています。

東京スカイツリーに雷が落ちる瞬間

雷の特性がわかれば、高層建築計画もスムーズになります。今後の研究にも大いに期待が持たれますね。

東京スカイツリーは、他にも雲の定点観測や大気中の二酸化炭素濃度の測定などに使われています。世界一高い電波塔は、実は科学研究の上でも重要な拠点だったのです。

現代のハイテク学者、古代技術に学ぶ──

東京スカイツリーの制御技術は、「五重塔」に学んだものだった!

縄文人が、すでに「アスファルト」を利用していた!

今も潰えぬ「あっと驚く」古代技術をご紹介!

志村忠夫『古代日本の超技術 改訂新版』は絶賛発売中!