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難関の医学部受験、最短最速で「合格する子ども」たちの凄すぎるテク

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医学部入試の「現役合格」の現実

いま、医学部の高校現役生合格率は何%くらいか、ご存じだろうか。

答えは、39.1%だ。61%が1浪以上の受験生となっている。しかし、これは国公私立の平均値であり、実態はもっと現役生に厳しい。公表されている私立大学の平均では、28%が現役生、72%が浪人生だ(メディカル・ラボより)。

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私立の場合、現役生に対する浪人生の比率は、大学ごとに幅があり、平均値で示すと実態が見えなくなるきらいがある。

例えば、現役合格率の一番低い福岡大学の医学部では、現役生は5.5%しか受かっておらず、次に1浪目が29.9%、2浪目が29.1%、3浪以上が35.4%で、3浪以上の比率が一番高くなっている。医学部では、3浪、4浪は当たり前、5浪・6浪でも驚かれるようなことはない。まるで昔の司法試験のような様相になっている。

現役比率だけみても、浪人生より現役の合格率の方が高い医学部はほとんどない。

現役比率は、慶應の69.2%がダントツで高く、次が東京女子医大の49.6%である。40%台は、東京女子医大を含めて4校、30%台が6校、20%台が8校、10%台と一桁台が9校である。中央値で見た現役比率は、25%程度となり、私立医学部の場合、現役合格者は医学部合格者のうち4人に1人しかいないということになる。

医学部の現役合格がいかに難しいかは、大学全体の現役生に対する浪人生の比率をみるとわかる。文科省が毎年実施している「学校基本調査」によれば、令和元年度大学入試の現役対浪人比率は、現役生(18歳及び17歳以下)が77.7%、浪人生(19歳以上)が22.3%である。

 

この浪人生の数字は、65歳以上のリタイアした社会人等まで含んでいるが、それでも医学部の場合とほぼ反対の結果となっており、8割近くの合格者(実際には入学者)は現役高校生だということになる。

また、全受験生のうち国公私立すべての医学部を平均すると、医学部の合格率は、6.6%、私立に限って計算すると、入学者/入学志願者の合格率は3.4%しかない。これほどまでに医学部入試は難しいのだ(学校基本調査令和元年度確定値)。