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新型コロナショック、いよいよ日本株「2万円割れ」を警戒すべきワケ

今週の「AI株価予報」で読む

日本株市場が直面する「三重苦」相場

新型コロナウイルスの拡大が止まらない中にあって、日本株市場は売りが売りを呼ぶ「恐怖相場」と化してきた。

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実際、日経平均株価は2週連続で下落したばかり。2月18日には米アップルがコロナウイルスの影響で売上高が業績見通しを達成できないと発表すると、半導体市況の悪化を懸念した日本株売りに波及。日本株市場に「アップル・ショック」が駆け巡った。

「アップルはiPhoneの生産を中国に依存しているため、コロナウイルス騒動で生産が滞り始めている。そのうえ、消費地としての中国もアップルにとっては巨大マーケットであるため、生産・消費の両面からダブルパンチで悪影響を受けているかたちです。言うまでもなく米アップルのiPhoneには日本企業の技術がいくつも採用されているので、さっそく日本株に連想売りが殺到した」(アナリスト)

現実に、マーケットで「アップル関連銘柄」とされるアルプス電気、TDKなどの株価が軒並み急落。これらの銘柄は日本株の牽引役として期待されてきた銘柄だけに、日経平均株価も直撃を受け、一時は2万3000円割れ目前まで売られる展開もみられた。

 

日本株をめぐっては、じつはもうひとつの巨大懸念も浮上してきている。「GDP問題」がそれだ。

「2月17日に発表された最新のGDP速報値が、なんと前年同期比で年率6.3%減であることが発覚。昨年10月に断行された消費税10%への増税の影響で足元の景気が急激に悪化していることがわかり、日本株市場には『GDPショック』が駆け巡った」(前出・アナリスト)

ここへきて日本株市場は、「GDPショック」、「アップルショック」に、「コロナウイルスショック」という三重苦に直面し始めているわけだ。