新型コロナ、安倍政権の「ヤバすぎる危機管理」を世界はこう報じた

日本経済のリセッションも懸念される
飯塚 真紀子 プロフィール

リセッション突入が予測される

その中国の経済は昨年減速し、ウイルス問題で、今、さらなる打撃を受けている。中国が惨憺たる状況であるから、日本経済の先行きはなおさら暗い。それでなくとも、米中貿易戦争の影響もあり、日本企業の2019年の対中輸出は前年比7.6%減少している。

同紙は日本経済への大きな影響を指摘。

「すでにあがいている日本経済は壊滅的な損失を被ることになり、夏のオリンピックもほとんど考えられない状況になるかもしれない」

 

ニューヨーク・タイムズ紙はリセッション突入まで予測している。

「日本経済はすでに、昨年の大型台風と消費増税のためぐらついている。そして今、隣国中国の経済を停止させてしまった新型コロナウイルスが、日本を本格的なリセッションへと追い込もうしている。アメリカ、中国に続く世界第3位の日本経済が、2020年の第一四半期に再び縮小すれば、日本は、2015年に短期的に経済が急降下して以来初めて、リセッションに突入するだろう」

海外メディアの報道に触れるにつけて痛感するのは、日本政府の危機管理意識の低さだ。

「2011年の原発事故の際、日本政府は問題の大きさを認めるのを嫌がった」とワシントン・ポスト紙が言及しているが、原発事故に対する政府の対応の結果は、今、現れている。聖火リレーのスタート地点から、100万ベクレル/kgを超える放射能が検出されて、物議を醸している状況だ。