新型コロナ、安倍政権の「ヤバすぎる危機管理」を世界はこう報じた

日本経済のリセッションも懸念される
飯塚 真紀子 プロフィール

ウイルス検査で陰性の乗客を下船させた措置に対しても、海外メディアは集中砲火を浴びせている。

「日本政府は、隔離策は成功だと主張し、陰性の乗客を下船させた。彼らは公共機関での帰宅が許された」
「下船した乗客の中には後で陽性になる人も現れ、日本にウイルスを広めるのではないかと懸念されている」

アメリカやオーストラリア、カナダ、香港など日本以外の国々は、下船させた自国民をさらに14日間隔離するという厳格な措置に入ったのだから、日本の措置は誤っていると考えられて当然だろう。

ダイヤモンド・プリンセス号〔PHOTO〕Gettyimages
 

恐ろしいのは、実際に、自国に帰国後、陽性に転じた乗客たちが出ているという事実だ。

政府チャーター機で17日に帰国した米国人300人以上のうち、帰国後、18人の感染が確認され、さらにその数は増加する可能性があるという。

チャーター機が羽田空港を出発する際には14人が陽性だったが、このうち10人はアメリカで行われた検査では確定結果が出ておらず、確認された18人には含まれていないという。つまり、日本では陰性と判定された乗客の中に、アメリカでは陽性と判定された人が多数いるということになる。オーストラリア人の乗客6人も帰国後、陽性に転じている。

そして、日本でも、下船した乗客の中から、陽性に転じた人が現れた。日本政府がとった隔離策が誤っていたことがあっという間に証明されてしまった。